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インターンシップ専門人材養成研修会 を開催しました

平成27年2月17日ふじのくに地域・大学コンソーシアム インターンシップ推進委員会主催で静岡県内でのインターンシップの拡充と質的向上にむけた取組の一環として、大学内外でインターンシップのプログラム設計から学生のマッチング、教育指導等に関わる方(専門人材)を対象とした研修会を開催しました。

専門人材については、「『インターンシップ推進に当たっての基本的な考え方』の見直し」(文部科学省,2014)で、「大学等はインターンシップに関する専門的知見を有する教職員の育成を行うとともに、大学等と企業等が協力して、受入れ拡大のためのインターンシップのプロジェクト設計や、大学側と企業側のニーズのマッチング等を行う専門人材(コーディネーター等)の育成・確保が必要である」と示されていますが、大学内での育成は難しい現状もあり、今回の研修会では、加盟校の専門人材のほか、大学外の関係者にも広く呼びかけた研修会を企画し、技能向上とともに専門人材の交流にも生かしていただくことを目的としました。今回の研修会では大学、企業担当者合わせて21名に参加いただき、企業・大学担当者による事例発表後、ワールドカフェ方式によるグループワークを行い、大学、企業それぞれが抱える状況や課題・対策について活発な意見交換を行いました。

インターンシップ事例発表会

株式会社オートベル 村松由啓様

株式会社オートベル 平成26年8月~9月にかけた10日間で実施したインターンシップについて報告した。インターンシップを受入れた目的は①仕事を直に体験する事で、就業観や仕事観を養っていただく②中小企業の魅力を知っていただく③社員の成長を促す④社内のコミュニケーションの活性化を図る の4点とした。前年の反省から、①参加学生はお客様ではなく、新入写真を指導する姿勢で挑む②参加学生のインターンシップに参加する目的を事前に確認する③フィードバックは良い点、悪い点について公正に行う ことについて留意してインターンシップを実施した。その結果、企業側には①指導する社員自身がアウトプットすることで、自信の知識・スキルが深まった②参加学生の目的達成することを考えたプログラム作成するために創意工夫することができた③インターンシップを行うことで部署間の連携が図られ、社内のコミュニケーションを活性化することができた 参加学生側には①インターンシップに参加する目的を果たすことができた②社会人に必要なビジネスマナーなどの基礎知識を得ることができた③「営業職」についてだけでなく、中小企業で働く魅力を知ることができた④公正なフィードバックを受けたことで、自己理解を深めることができた といった成果を上げることができた。

株式会社アイ・クリエイティブ 宮下陽子様

株式会社アイ・クリエイティブ平成26年8月~9月にかけで実施したインターンシップについて報告した。参加学生のインターンシップ参加の目的に沿って、社会人向け研修についての営業を行う「法人営業部」、不登校生などの支援を行う「アビニオンスクール」の2方向で実習を行った。

法人営業部については、研修サポートや企業見学同行、OJTフォロー同行などを行った。アビニオンスクールについては生徒とのレクリエーション企画、授業補佐、教材準備などを行った。

前年度の反省から、参加学生の目的に応じた受入を行ったことで参加学生の目的と企業が提供するプログラムとのギャップが軽減され、学生の目的にあった内容を提供することができた。また、学生からの視点で意見を聞くことができ、顧客ニーズに対する社内の考え方を改めて考える良い機会となった。

静岡理工科大学 吉國博昭様

yosikuni インターンシップに関する学生、体験先、自大学での取組の現状について、自己評価シートをもとに発表を行った。学生の動機づけ、インターンシップの運営については仕組み作りができておりスムーズに運用されている。一方でIT業界の受入先確保が難しい、インターンシッププログラムの内容が受入企業任せのためバラつきが生じているなどの問題と感じており、今後は大学側から様々なインターンシッププログラムの提案も積極的に行うことが必要であると感じている。

 

静岡大学 宇賀田栄次様

静岡大学平成26年8月に実施した「静岡市鷹匠商店街連携インターンシップ」について報告した。このプログラムを設計した背景には、①公務員インターンシップの希望者は多いが受け入れ枠が十分でない②公務員志望者にとって、地域や民間企業でのインターンシップは有用な機会であるにも関わらず希望者が少ない という学校側のニーズと、①「夏夜市」を学生と一緒に盛り上げたい という地域のニーズがあり、インターンシップを通じて応えるために実施した。「商店街活性」をテーマに「大学」、「個店」、「商店街」、「行政」と連携し、事前学習、店舗と学生のマッチング、就業体験、夜店市参加、振り返りを行った。参加した学生は今回のインターンシップの経験から感じた意見を行政や商店街に対して提言することができ貴重な経験とすることができた。次年度以降の課題としては、「教育的効果の測定」、「客観的な学生評価」、「体験先の広がり」が上げられる。

グループワーク

グループワーク4人1組のワールドカフェ方式によるグループワークを行った。所属する組織の現状や課題、取組についての情報交換や事例発表を参考にした意見交換を行い、今後の対策について話し合いを行なった。どのグループからも、より効果的なインターンシップを実践するためには、企業と大学がお互いにメリットを得られるプログラムを協力して作りあげていく、企業と学校の対話の場等の関係性を構築していく必要がある、その為に専門人材の育成が大切である などの意見が述べられた。

 

 

 

今回は初めての研修会ということもあり、各学校や企業の現状・課題について共有することを“ねらい”として実施いたしました。参加したそれぞれの担当者は研修会終了後、それぞれの組織の自己評価を行い、課題について再確認を行っています。次年度以降は、それぞれの課題解決にむけての取組を支援できるプログラムを提供していきたいと考えております。

修了証授与後、参加者一同で記念写真

修了証授与後、参加者一同で記念写真

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