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インターンシップ専門人材養成研修会を開催しました。

ふじのくに地域・大学コンソーシアム インターンシップ推進委員会では、平成29年2月27日、静岡市内において、静岡県内でのインターンシップの拡充と質的向上にむけた取組の一環として、専門人材(大学内外でインターンシップのプログラム設計から学生のマッチング、教育指導等に関わる方)を対象とした研修会を開催しました。
専門人材については、「『インターンシップ推進に当っての基本的な考え方』の見直し」(文部科学省,2014)で、「大学等はインターンシップに関する専門的知見を有する教職員の育成を行うとともに、大学等と企業等が協力して、受入れ拡大のためのインターンシップのプロジェクト設計や、大学側と企業側のニーズのマッチング等を行う専門人材(コーディネーター等)の育成・確保が必要である」と示されていますが、各事業所、大学等での育成は難しいのが現状です。そこで毎年、各事業所、大学等の関係者に広く呼びかけた研修会を企画し、技能向上とともに専門人材同士の交流にも生かしています。
今回の研修会では学校関係者21名、企業・団体担当者9名が参加し、下記プログラムを実施しました。

【会場】
ペガサート静岡市産学交流センター(B-nest)6Fプレゼンテーションルーム
【プログラム】
参加者自己紹介
インターンシップ事例発表
・「地力発掘型インターンシップの取り組みと効果」
静岡大学学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏
・「東海JOB-LEAGU事例紹介」
東海大学キャリア就職センター キャリア支援課 中津川麻衣子 氏
ワークショップ
・「教育効果の高いプログラム設計・実践について」
静岡大学学生支援センター 特任助教 佐藤直樹 氏(進行担当)

ワークショップ

「教育効果の高いプログラム設計・実践について」
静岡大学学生支援センター 特任助教 佐藤直樹 氏

参加者の抱える課題やこれまでの取り組みを共有し、それぞれが考える教育的効果が期待できるインターンシッププログラム作成に取り組みました。

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(内容)
グループワークではペルソナ(仮想の学生)に対して、インターンシップ実施後に期待する姿や成長を想定し、「実習前・事前学習」、「実習の実施・実習内容」、「実習後、事後学習」のフェーズにおけるプログラムや効果についてディスカッションを行いました。各グループ(合計5グループ)とも大学と企業それぞれの立場から意見交換することができ、学生・企業双方にメリットのあるインターンシップについて理解を深めることができました。仮想学生の成長をゴールとしたことで、実習前の準備から実習後までの全般的な設計について具体的な意見交換を行う、貴重な機会となりました。
今回の研修会には学校関係者だけでなく企業関係者も参加し、グループでは忌憚のない意見交換が行われ、参加者からは参考になったとの意見を多数いただきました。参加者の中には、グループの時間をもっと長く設定してほしかったという意見もあり、インターンシップ関係者の生の声をお互いに聴く機会に対する要望の大きさを感じることができたと思います。関係各位のインターンシップ設計に生かしていただけるよう工夫しながら今後も継続していきたいと考えております。

インターンシップ事例発表

「地力発掘型インターンシップの取り組みと効果」
静岡大学学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏

インターンシップと企業を取り巻く採用環境の現状や静岡大学で取り組む「地力発掘型インターンシップ」についての事例が発表されました。

(内容)
就職活動解禁時期の変更などに伴いインターンシップを活用する企業が年々増加している。インターンシップ実施目的は採用状況が厳しさを増している背景もあり、採用や企業理解を目的としたものが多く見受けられるが実施満足度は期待ほど高くない一方で、社員の育成や職場活性化など間接的な効果が期待できる。静岡大学が取り組む「地力発掘型インターンシップ」では、受入れ企業の「知的資本」についてインターンシップを通して学生の視点から明らかにすることで企業価値の向上や、知的資本の発掘が期待できる。また、学生が大学で学ぶことの意味を再発見し、自身の進路選択に対して視野を広げることもできる。このインターンシップは受入れ先によって様々あ手法があるが、学生がインターンシップに参加する際、現状を理解し、当事者意識を持って取り組むことが重要である。

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「東海JOB-LEAGU事例紹介」
東海大学キャリア就職センター キャリア就職課 中津川麻衣子 氏

東海大学にて1998年から取り組んでいる2年次生向けインターンシップの取り組みについて発表されました。

(内容)
このプログラムは2年生を対象とした春休みに実施するインターンシップである。主な目的は低学年からの職業観の育成や学習意欲の向上、自己の発見で、参加学生は実習後、自身の専門性の向上、将来のキャリアについて考えるなどを目標に掲げる学生も多い。また、インターンシップ実習前にマナー研修を行うことで、インターンシップへのモチベーションの向上や就職活動への心構えができるなどの効果もある。受入れ企業からは、参加学生の積極性やまじめさが評価される一方で、参加前の企業・業界研究不足や参加目的が曖昧な点が指摘されている。今年度で19回を迎え、一定の成果を上げているが、3年生次のインターンシップとの差別化や新規企業の開拓が今後の課題である。

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