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地域人材定着プログラム説明会を開催しました

平成29年10月10日、13日、17日、公益社団法人ふじのくに地域・大学コンソーシアムインターンシップ推進委員会では、静岡県内企業の大きな課題である新卒者の確保・定着を目指す取り組みとして、新卒採用担当者やインターンシップ担当者を対象とした「地域人材定着プログラム説明会」を開催しました。
この説明会では人材確保・定着のために段階的なインターンシップの活用を提案し、大学1.2年生、高専3年生、短大1年生を対象とした仕事観察型(ジョブシャドウ)プログラムを紹介しました。これは、就職活動の準備を始める前の学生が、仕事に打ち込む社会人に付き添いながら静岡県内の複数企業での観察を通して仕事理解を深め、働くことへの関心につなげるもので、2014年度より「ワークラリーしずおかインターンシップ」として実施しています。説明会では地域人材の定着にむけたインターンシップの取り組みについて講演、ワークラリーしずおかインターンシップの効果的な実践方法の紹介、インターンシップから採用に結び付いた事例紹介、沼津高専の体験型インターンシップの紹介および事例紹介などを行いました。
今回の説明会では135名の企業および団体担当者が参加し、下記プログラムを実施しました。

実施状況

【静岡会場】
日程:10月10日(火)
会場:B-nestペガサス6Fプレゼンテーションルーム
参加人数:45名(企業32社、団体4団体、行政3団体)
【浜松会場】
日程:10月13日(金)
会場:アクトシティ浜松コングレスセンター43・44会議室
参加人数:53名(企業35社、団体1団体、行政4団体、学校1校)
【沼津会場】
日程:10月17日(火)
会場:プラザヴェルデ401会議室
参加人数:37名(企業28社、行政3団体)

プログラム

・「地域人材の定着とインターンシップの活用」
静岡大学 学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏※(静岡会場・沼津会場)
静岡大学 国際連携推進機構 特任教授 大八木智一 氏※(浜松会場)

・「ワークラリーしずおかインターンシッププログラムについて」
静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏

・「インターンシップ事例紹介」
(静岡会場)第一生命保険株式会社静岡支社 総合営業職採用担当 次長 白石靖幸 氏
(浜松会場)三栄ハイテックス株式会社 社長室室長 中村淳 氏
(沼津会場)大宮製紙株式会社 総務部採用・教育プロジェクトリーダー部長 白鳥聖 氏

・「沼津工業高等専門学校の体験型インターンシッププログラムについて」
・「平成29年度 沼津高専インターンシップマッチング会開催について」
沼津工業高等専門学校 COC+事業推進コーディネーター 北村則夫 氏

各プログラム内容

「地域人材の定着とインターンシップの活用」

静岡大学 学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏
静岡大学 国際連携推進機構 特任教授 大八木智一 氏
静岡県内企業の採用状況の現況と人材確保に向けたインターンシップの活用方法について発表された。
(内容)
静岡県内企業の新卒採用においては半数以上の企業が未充足という厳しい状況の中、インターンシップを実施する企業は年々増加している。インターンシップは実施の仕方によって採用にプラスに働く場合もあるが、必ずしも採用に結び付くケースばかりではない。企業がインターンシップを実施した目的とその満足度調査によると、採用や企業理解を目的としたものと比べ、指導役の社員の成長や職場の活性化を目的としたものの方が高い値を示している。学生のインターンシップガイダンス参加状況は、全体の4割以上が参加しているが、その中心は3年生で低学年の参加は少ない。学生の参加目的の多くは「仕事理解」や「業界理解」で一見企業の目的と一致しているようにみえるが、学生の視点が「仕事・人の魅力」といった”人”中心であるのに対し、企業の視点は「企業の規模や設備」といった”場”中心と捉えることが多く双方に思惑のズレが生じている。
インターンシップを人材確保に結び付ける為には競合の少ない低学年次を対象に、「仕事」と「人」に焦点をあててリアルな仕事の現場の観察を通じて学生の仕事理解・業界理解を促すことがポイントである。今回紹介する「ワークラリーしずおかインターンシップ」は低学年を対象に半日~1日の仕事観察(ジョブシャドウ)を中心としたプログラムで、学生が社員の仕事ぶりを観察し仕事理解・業界理解を深めることができる。企業側の受入れ負担も少なく、自社の理解度向上だけでなく、職場をオープン化することによる職場活性化や指導役社員の育成も期待できる。学生が静岡県内企業について理解を深め、企業自身も魅力を磨いていくことで、学生が静岡県内企業への就職を希望しやすい仕組みづくりが静岡県内就職率向上につながると考えている。県内の高等教育機関が連携したこのプログラムは国内でも珍しい取り組みでもあり、留学生や高校生などの参加も視野に入れている。

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「ワークラリーしずおかインターンシッププログラムについて」

静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏
(内容)
ワークラリーしずおかインターンシップのプログラム内容と導入時のポイントについて説明された。
ワークラリーしずおかインターンシップは対象が大学1,2年生、短大1年生、高専3年生とし、1社半日~1日の仕事観察を複数社行うことで仕事理解を深めるプログラムとなっている。受入れ企業も通常のインターンシップと比較して少ない負担で、企業PRだけでなく、社員教育や職場活性化に活用することが期待できる。導入の流れは①実施計画の作成、②マッチング会参加と情報サイトへの登録、③学生申込、④当日受入れ、⑤振り返りとなっている。インターンシップを成功させるためのポイントは、仕事の成り立ちや仕組み、やりがいなどを社員がきちんと伝える、全社的にインターンシップに取り組む、学生と企業がお互いの目標や一日の振り返りを共有し今後に生かすことが挙げられた。

ワークラリーしずおかインターンシップ参加の場合は以下の手引きもご参照ください。

ワークラリーしずおかインターンシップ 実施の手引き

ワークラリーしずおかインターンシップ参加企業募集はコチラで紹介しています
ワークラリーしずおかインターンシップ参加企業募集
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「沼津工業高等専門学校の体験型インターンシッププログラムについて」
「平成29年度 沼津高専インターンシップマッチング会開催について」

沼津工業高等専門学校 COC+事業推進コーディネーター 北村則夫 氏
(内容)
沼津工業高等専門学校の体験型インターンシップへの取り組みとマッチング会の開催について説明を行った。
沼津工業高等専門学校では本科4年生の夏季休暇に1~2週間の体験型インターンシップを実施している。学生の約3割がこのインターンシップ実習先へ就職していることから就職活動の一環としても位置づけられている。実習内容は「職場体験型」、「課題解決型」、「新規テーマ開発型」など受入れ企業によって異なるが、学生にとっては実体験の中から自己の適性や仕事とのマッチングなどキャリアデザインの構築に役立っている。あた、受入れ企業も企業PRや職場活性化などのメリットがある。しかし、これまでは紙面上の企業情報から学生が実習先を選択していたためミスマッチが生じることもあった。昨年度より、本科3年生時を対象とっしたマッチング会を実施したことで、学生からは「インターンシップへの参加意欲が向上した」、「キャリア選択の幅が広がった」などの反応があった。また参加企業からも「インターンシップ前に企業説明することができて良かった」、「学生の興味ある分野を知ることができた」などの反応があった。

今後はインターンシップを通じて、沼津高専生の静岡県内就職率の向上と他校学生のマッチング会参加促進に取り組んでいく。

沼津高専マッチング会ポスター・参加申込書は以下よりダウンロードください。

沼津高専インターンシップマッチング会 ポスター
沼津高専マッチング会参加申込書

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