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企業様向けインターンシップ設計セミナーを開催しました

平成30年10月16日、18日、23日、公益社団法人ふじのくに地域・大学コンソーシアムインターンシップ推進委員会では、静岡県内企業の大きな課題である新卒者の確保・定着を目指す取り組みとして、新卒採用担当者やインターンシップ担当者を対象とした「インターンシップ設計セミナー」を開催しました。
このセミナーでは人材確保・定着のために段階的なインターンシップの活用を提案し、大学1.2年生、高専3年生、短大1年生を対象とした仕事観察型(ジョブシャドウ)プログラムを紹介しました。このプログラムは、就職活動の準備を始める前の学生が、仕事に打ち込む社会人に付き添いながら静岡県内の複数企業での観察を通して仕事理解を深め、働くことへの関心につなげるもので、2014年度より「ワークラリーしずおかインターンシップ」として実施しています。説明会では自社の魅力を伝えるインターンシップ設計のポイントに関する講演、インターンシップから採用に結び付いた事例紹介、沼津高専の体験型インターンシップの紹介、インターンシップから採用に結び付いた企業からの事例紹介、ワークラリーしずおかインターンシップの効果的な実践方法の紹介などを行いました。
今回の説明会では78名の企業および団体担当者が参加し、下記プログラムを実施しました。

実施状況

【沼津会場】
日程:10月16日(火)
会場:プラザヴェルデ401会議室
参加人数:23名(企業16社、行政1団体)
【浜松会場】
日程:10月18日(木)
会場:アクトシティ浜松コングレスセンター43・44会議室
参加人数:23名(企業18社)
【静岡会場】
日程:10月23日(火)
会場:B-nestペガサス6Fプレゼンテーションルーム
参加人数:32名(企業26社、行政3団体)

プログラム

・「自社への関心を高めるプログラム導入と設計のポイント」
静岡大学 学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏※(静岡会場・沼津会場)
静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏※(浜松会場)

・「沼津工業高等専門学校の体験型インターンシッププログラムについて」
沼津工業高等専門学校 COC+事業推進コーディネーター 北村則夫 氏※(静岡会場・沼津会場)
沼津高専高等専門学校 キャリア支援センターキャリア教育委員会委員長 兼 就職支援委員会委員長 長縄一智 氏※(浜松会場)

・「人材確保に向けたインターンシップ事例紹介」
(沼津会場)ベックマン・コールター株式会社 人事総務統括部門三島人事総務課 内藤有里紗 氏
(浜松会場)エンケイ株式会社 業務統括本部 人事グループ部長 加藤直樹 氏
(静岡会場)三栄ハイテックス株式会社 社長室室長 中村淳 氏

・「ワークラリーしずおかインターンシッププログラムについて」
静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏

各プログラム内容

「自社への関心を高めるプログラム導入と設計のポイント」

静岡大学 学生支援センター 准教授 宇賀田栄次 氏
静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏
静岡県内企業の採用やインターンシップの現況と自社への関心を高めるインターンシッププログラムの導入・設計方法について発表された。
(内容)
静岡県内企業の新卒採用においては半数以上の企業が未充足という厳しい状況が続くの中、企業におけるインターンシップへの期待は高まり、実施する企業も年々増加している。しかし、インターンシップは実施の仕方によって採用にプラスに働く場合もあるが、必ずしも採用に結び付くケースばかりではない。学生、企業ともにインターンシップの目的の上位に「仕事理解」、「業界理解」を挙げている。一見一致しているようにみえるが、学生の視点が「仕事・人の魅力」といった”人”中心であるのに対し、企業の視点は「企業の規模や設備」といった”場”中心と捉えることが多く、思惑のズレが生じている。実際に学生が就職先を決めた際の決め手の上位には「人間関係の良さ」、「優しさ」、「人の魅力」が上がってきている。これらを、インターンシップを通じて学生に訴求しているためには、社員との接点を増やしていくことや学生個人へのフィールドバックを行っていくことが効果的である。
また、インターンシップを人材確保に結び付ける為には競合の少ない低学年次を対象に、「人」に焦点をあててリアルな仕事の現場の観察を通じて学生の仕事理解・業界理解を促すこともポイントである。今回紹介する「ワークラリーしずおかインターンシップ」は低学年を対象に半日~1日の仕事観察(ジョブシャドウ)を中心としたプログラムで、学生が社員の仕事ぶりを観察し仕事理解・業界理解を深めることができる。企業側の受入れ負担も少なく、自社の理解度向上だけでなく、職場をオープン化することによる職場活性化や指導役社員の育成も期待できる。学生が静岡県内企業について理解を深め、企業自身も魅力を磨いていくことで、学生が静岡県内企業への就職を希望しやすい仕組みづくりが静岡県内就職率向上につながると考えている。県内の高等教育機関が連携したこのプログラムは国内でも珍しい取り組みでもある。
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「沼津工業高等専門学校の体験型インターンシッププログラムについて」

沼津高専高等専門学校 キャリア支援センターキャリア教育委員会委員長 兼 就職支援委員会委員長 長縄一智 氏
沼津工業高等専門学校 COC+事業推進コーディネーター 北村則夫 氏

(内容)
沼津工業高等専門学校の体験型インターンシップへの取り組みとマッチング会の開催について説明を行った。
沼津工業高等専門学校では本科4年生の夏季休暇に1~2週間の体験型インターンシップを実施している。いんたインターンシップでは就業体験を通じて社会の仕組みを知り、経験することができるため、就職活動の一環としても位置づけられている。実習内容は「職場体験型」、「課題解決型」、「新規テーマ開発型」など受入れ企業によって異なるが、学生にとっては実体験の中から自己の適性や仕事とのマッチングなどキャリアデザインの構築に役立っている。あた、受入れ企業も企業PRや職場活性化などのメリットがある。今回紹介するインターンシップマッチング会は企業30社に対して学生約200名が面談を通じてインターンシッププログラムについての説明を受ける。体験型インターンシップ参加前にこのようなマッチング会を実施したことで、学生からは「インターンシップへの参加意欲が向上した」、「すごい企業が静岡にあることを知った」、「様々な業種の話を聞いて視野が広がった」などの反応があった。また参加企業からも「学生に会社説明することができて良かった」、「ぜひ学生を受け入れたい。次回も参加したい」などの反応があった。

今後もインターンシップを通じて、沼津高専生の静岡県内就職率の向上に取り組んでいく。

沼津高専マッチング会ポスター・参加申込書は以下よりダウンロードください。

H30沼津高専マッチング会パンフレット
H30沼津高専マッチング会参加申込書
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「人材確保に向けたインターンシップ事例紹介」

(沼津会場)ベックマン・コールター株式会社 人事総務統括部門三島人事総務課 内藤有里紗 氏
(浜松会場)エンケイ株式会社 業務統括本部 人事グループ部長 加藤直樹 氏
(静岡会場)三栄ハイテックス株式会社 社長室室長 中村淳 氏
(内容)
インターンシップを通じて採用に結び付いた事例について企業担当者より説明された。
どの企業も学生の満足度を高めるためのインターンシッププログラム設計や受入れ時の対応に独自の工夫を行っている。また、低学年次から採用活動まで全体を通じたストーリー性のある設計を意識することで多くの学生と接点を持つことを意識している。
インターンシップは人事担当者だけで受入れを行っても効果が得られにくく、全社的に取り組むことも重要である。
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「ワークラリーしずおかインターンシッププログラムについて」

静岡大学 浜松学生支援課就職支援係 特任職員 川合智之 氏
(内容)
ワークラリーしずおかインターンシップのプログラム内容と導入時のポイントについて説明された。
ワークラリーしずおかインターンシップは対象が大学1,2年生、短大1年生、高専3年生とし、1社半日~1日の仕事観察を複数社行うことで仕事理解を深めるプログラムとなっている。受入れ企業も通常のインターンシップと比較して少ない負担で、企業PRだけでなく、社員教育や職場活性化に活用することが期待できる。導入の流れは①実施計画の作成、②マッチング会参加と情報サイトへの登録、③学生申込、④当日受入れ、⑤振り返りとなっている。インターンシップを成功させるためのポイントは、低学年向けインターンシップ〜採用活動まで一連の中でプログラムを考える、仕事の成り立ちや仕組み、やりがいなどを社員がストーリー性をもってきちんと伝える、全社的にインターンシップに取り組む、学生と企業がお互いの目標や一日の振り返りをこまめにコミュニケーションをとって共有するなどが挙げられた。

ワークラリーしずおかインターンシップ参加の場合は以下の手引きもご参照ください。

ワークラリーしずおかインターンシップ実施の手引き【第3版】

ワークラリーしずおかインターンシップ参加企業募集は以下にてご案内しています。

ワークラリーしずおかインターンシップ参加企業募集案内

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