静岡大学子ども見学デー実施報告

文責:酒井徹也 (大学教育センター)

 8月23日(金)に静岡キャンパス本部棟および共通教育棟を会場として,「静岡大学子ども見学デー」を実施しました。静岡大学近隣の小学校にチラシを配布し参加者を募ったところ,静岡県内の小学生19名の参加がありました。このイベントは学長による業務説明や大学の講義体験,大学見学を行うことにより,児童が静岡大学を知るための体験活動の機会を提供することを目的として実施されました。

しずっぴーと触れ合う子どもたち

<しずっぴーと触れ合う子どもたち>

 イベントでは始めに,講義室にて静岡大学の紹介(佐藤龍子先生)をした後,名刺交換等のビジネスマナー講座(須藤智先生)を行いました。その後,講義室でのしずっぴーとの写真撮影・名刺交換,学長室での伊藤幸宏学長からの挨拶および質疑応答・記念撮影の時間を設けました。次に,大学ならではの大教室に移動し,3名の外国人教員(Steven Urick先生,Steve Corbeil先生,翟勇先生)によるそれぞれの出身国の言語や文化に関する交流会を実施しました。最後に,記念撮影の写真と静大グッズを子どもたちにプレゼントしてイベントは終了となりました。

学長室にて
<学長室にて>

 以下に,「子ども見学デー」のデータおよびアンケートの結果をまとめます。参加者の内訳は小学生19名,付添保護者13名,未就学児5名であり,参加小学生の居住地は浜松・磐田から静岡市までに渡りました。事後アンケートの結果,ほとんどの参加児童は「楽しかった」と回答し,回答のあった保護者のすべてが「今後もこのようなイベントがあったら良い」と回答しました。自由記述による回答を見ると,学長やしずっぴーと触れ合えたことや,講義室で講義を受けるなど大学を体験できたことが喜ばれていました。イベント内容に関する意見としては,それぞれの学部ではどのようなことを学んでいるのかを知る機会や,大学生と触れ合う時間がもっと多くあれば良いという意見が上がりました。
 今回,静岡大学としては初の試みとして「子ども見学デー」を実施しましたが,以上のように肯定的な感想を多く頂くことができ,概ね成功裏に終えることができたと思います。今回のイベントによって児童たちの今後のキャリアデザインに少しでも利することができれば喜ばしい限りです。


<階段教室でフランス語の勉強>

大学教育センター
佐藤龍子,坂井敬子,須藤智,中村美智太郎,酒井徹也

(以下のサイトでも静岡大学子ども見学デーについて紹介されています。)
静岡大学学長のブログ
http://shizudaigakucho.blog20.fc2.com/blog-entry-458.html
静岡大学サポーターズクラブ
https://ssc.adb.shizuoka.ac.jp/?blog=静岡大学初!!子ども見学デー