地域連携プロジェクト型セミナーで,地域の有識者にヒアリングを行いました

静岡大学全学教育科目では,地域連携プロジェクト型セミナーにてPBL型授業を実施しています。
平成28年度も本PBL授業では,様々な企業・団体からご支援を受けて,複数のテーマを取り上げ授業を実施しています。

今回は,株式会社静岡博報堂から課されたテーマ「台湾人観光客の静岡県内回遊についてのプロモーション企画を提案」するプロジェクトのクラスの活動をご報告します。

2016年12月12日に,本クラスでは,I Loveしずおか協議会のメンバーであり,台湾渡航歴70回以上という,静岡鉄道株式会社の森田陸さんにヒアリングを行いました。ヒアリング0116

学生たちは,これまでの授業では,講義やワークショップを通して,台湾の人たちに静岡のどの魅力をどんな風に伝えたらよいかを考えてきました。そのため,台湾での日本のイメージや,旅行に関する価値観,金銭事情,食文化,情報収集の方法などを自分たちなりに調べてきました。

しかし,今回有識者としての森田さんのお話を聞く中で,自分たちがこれまで調べてきたことが正しいとは限らないと気づきました。インターネット上で得られる台湾人の食習慣についての情報も,過去のイメージに過ぎず今では違うことがあるようです。インターネットの情報だけをうのみにするのでなく,実際に現状に詳しい方に話を聞くことの重要性を知りました。

今回のヒアリング結果を基に,プロモーション企画をよりよいものにしていきます。2月には授業の集大成として,成果報告会にて最終提案をプレゼンテーションします。