リビング・ラボの実践を通して超高齢社会の課題に取り組むプロジェクト研究所「超高齢社会課題研究所」を発足しました(須藤研究室)
静岡大学 大学教育センター 須藤智研究室では,「リビング・ラボ」の実践を通して超高齢社会における様々な社会的課題に取り組むプロジェクト研究所「超高齢社会課題研究所」を設置します.
リビング・ラボ(Living Lab)とは,市民,開発者,研究者,行政等が協働し,日常生活や暮らしの問題・社会課題の発見・解決を目指す諸活動のことです.近年,北欧を中心に,オープンイノベーションの拠点や,生活者視点で日常生活環境の中で人工物(モノ・サービス等)の開発プロセスを進めたり,社会的な課題を発見・解決を目指す方法として注目されています.
本プロジェクト研究所では大きく3つのプロジェクトを実施します.
1.高齢社会における社会課題(コミュニケーション,健康,安全・安心問題等)に関する研究
2.情報機器(スマホ,タブレット等)の高齢者対応に関する研究
3.ステイクホルダーが協働して社会課題解決を目指す地域コミュニティに根ざした活動(リビング・ラボ)に関する研究
特に,上記の2,3のプロジェクトを中心に,株式会社KDDI総合研究所との協働による研究活動を実施し,静岡地域からリビング・ラボの一つのモデルの提案を目指します.
今後,オープンイノベーションの観点から,多様なステイクホルダーとの協働によって様々な社会課題に関する研究活動を進めていきます
ホームページ https://wwp.shizuoka.ac.jp/sas/
【お問い合わせ先】
部局名 : 大学教育センター・地域創造学環
担当者 : 須藤智
E-mail : actlab[a]sutolab.net [a]⇒@に変えてください