【須藤 智・大学教育センター】共通教育A棟3,4Fラウンジリニューアル −授業外の主体的な学習環境の整備−
平成24年3月に中央教育審議会の大学教育部会が、授業以外で学生が主体的に学ぶ時間を増やす取り組みの必要性についての提言をまとめました。(リンク:http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C889DE0E5E5E2E3E4E7E2E1E2E2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2)日本の大学生の一日の勉強時間は米国と比較すると短いということです。大学のカリキュラムなどの違いなどもありますので、一概に短いと言い切ることは難しい可能性もあります。しかし、みなさんの大学での学んだ事柄を、自らの力とするためには、授業時間に加えて、授業外で主体的に自学自習する時間を確保していく必要があります。
静岡大学大学教育センターでは、学生の主体的な学習環境を改善する目的で、4月から静岡キャンパスの共通教育A棟の3階と4階のラウンジのテーブルと椅子をリニューアルしました。これまで、共通教育A棟のラウンジは、ソファと低いテーブルが設置されていました。ソファは一休みする時には素敵なアイテムなのかもしれませんが、授業間の空き時間に予習復習をする時には、ちょっと勉強しにくかったかもしれません。ぜひ、このリニューアルを機会に共通教育A棟のラウンジを利用して、主体的な自学自習に取り組んでください。
また、自学自習の環境の改善として、大学教育センターでは、Windowsのコンピュータ数台とタブレットPCを貸し出す取り組みを試行します。共通教育A棟内であれば、インターネットにも接続可能です。自主ゼミや個人学習において、貸出コンピュータもぜひ活用してください。
文責(大学教育センター 須藤智)