
【現在の業務】顧客情報を扱う責任と信頼関係の構築
現在の職場での役割や担当プロジェクトについて教えてください。
銀行の窓口係として、営業店に来店されたお客様の対応を行なっています。一年目の現在は窓口で口座開設や入出金、登録情報変更の手続き等が主な業務です。その他には対応したお客様の情報や会話内容をもとに他の商品やサービスを提案することにも挑戦しています。
現在の業務で最もやりがいを感じる部分は何ですか?
私はまだ一年目であり、窓口係の経験も数ヶ月しかありません。そんな中でもお客様に顔と名前を覚えていただき、声をかけていただけたことがありました。また対応したお客様がお帰りになる際に(親切な人に出会えてよかった)と言っていただけたことも、窓口係としては自信につながりました。その他にも自分から案内したものが、結果につながった時にはやりがいを感じます。
(チームでの)仕事で特に大切にしていることはありますか?
一年目の現在は日々新たな業務を学び、確実に自立して対応できる業務を増やす必要があります。銀行業務は多岐に渡り、またお客様の大切な資産や個人情報を扱うため常に緊張感を持って対応しなければならないため、業務の一つ一つに確信を持って対応することを心がけています。少しでも疑問や不安がある際には先輩方や上司に確認し、その一方で同じ確認を繰り返さないよう意識しています。信頼関係を築き安心して仕事を任せてもらえるよう、常に落ち着いた対応を心がけていきたいと思います。最近はコミュニケーションをより大切にしなければならないと感じる機会が多いです。お客様への説明だけでなく先輩方や上司への確認においても、把握しやすい円滑なコミュニケーションができるよう要点を意識した会話を意識していきたいです。
【大学での学び】情報分野の基礎と業務への活用
大学ではどのような知識やスキルを学びましたか?
大学入学前は文系で、Excelや Wordに触れる機会も多くはありませんでした。大学ではJavaを主としたプログラミングやコーディング、SQLでのDB設計、システム開発の演習、統計学など基本的な情報関連の知識と経験を身につけることができました。その他にも外国語や経営学の授業では基礎的なコミュニケーションスキルやビジネスモデルについて学習しました。
その学びは現在の業務でどのように役立っていますか?
正直、現在携わっている営業店での窓口業務には、情報学が直接的に生かされている場面は少ないですが、システム開発演習の経験やDB関係の知識が間接的に生かされていると感じます。演習の授業では主にグループワークを通して開発の課題に取り組みました。実際の演習ではメンバーと連携をとりながら、期日までに責任を持って自分の担当の開発を行い、最終的に一つのシステムを完成させていく過程を経験しました。銀行業務には関連業務が多いため、複合的に状況を判断して正確に迅速に処理することが求められます。最も基本的なことではありますが、お客様一人一人の対応に責任感を持つこと、スケジュール感を意識し計画性を持って業務にあたることにつながっていると思っています。またお客様の情報には多様な要素が含まれています。最近では各種照会を取得する際、データの関連性を意識できるようになったと感じています。求めている情報と必要な情報との関連性を意識するようになってからは以前よりも迅速に照会を取得できるようになったと感じています。
【キャリアの道のりと経験】
卒業後、どのような道を歩んできましたか?
在学中は金融情報システム分野の研究室に所属していたため、県内の金融機関を中心に就職活動をしていました。入行後は同期との1ヶ月間の研修を経て、営業店に配属され業務を行っています。
【今後の計画と将来の夢】専門性の向上と視野の拡大
今後、どのようなことに挑戦したいと考えていますか?
現在は営業店での担当業務の知識と営業スキルをしっかりと身につけたいと思っています。また自己啓発として金融知識だけだなくIT分野の勉強も取り入れ、資格取得に挑戦しています。より自身の専門性を高め、今後機会があれば営業店業務だけでなくIT分野やデータサイエンス分野での業務経験をしたいと思っています。
将来的な夢や目標があれば教えてください。
これまで家族に支えてもらい勉学に集中させてもらったため、その感謝を伝えていくことです。小さなことでも感謝を伝える機会を設けていきたいと思います。学生時代は似た環境や考えをもつ人たちとの関わりが多かったです。そのため様々な価値観を持つ方々とのコミュニケーションを通して自身の視野を広げていきたいとも思っています。
【メッセージ】技術の活用と人間らしさの両立
数理・データサイエンス・AI分野を目指す若い世代に向けてメッセージをお願いします。
私が携わっている銀行業務は窓口で直接お客様と会話をすることを通した、人と人とのコミュニケーションでしか築けない信頼関係を感じられる業務です。一方でデータサイエンスやAIの活用は正確性や効率性に優れ、日常生活では機械化・自動化されている業務や場面にを目にすることが増えています。社会人となってから、流行に沿って技術を適切に利用できるスキルに加え、共感や安心感といった人間らしさを磨くことも大切にしていかなければならないと改めて感じるようになりました。
ダイバーシティ推進に関して、特に伝えたいことはありますか?
銀行内には女性役席の方々も多く、男性中心であった融資業務で活躍している女性もいます。また私が最近参加した土曜講座では認知症や障害を持つ方々について知識を深めました。営業店には多様な方々が来店されるため、こういった土曜講座から多様な方々への配慮やコミュニケーションのとりかたを学ぶことができています。
