崎山 実加さんのイメージ
崎山 実加さん(NECソリューションイノベータ株式会社)

【これまでに関わった業務や事業】SEの卵としてAI人材を目指す

  私は現在、主に大学病院や総合病院で使用される電子カルテシステムの保守・導入を行うSEとして働いています。基本的にはすでに出来上がったシステムをお客様に提供していて、システムの不具合について問い合わせがあった際に原因を調査し、開発に修正依頼を行うという業務を行っています。そのため、プログラミングの経験がなかった人材も比較的多く活躍しています。
 学部・修士の研究では数値計算ソフトMATLABを使用して簡単なプログラミングによる数値解析を行っていました。SEの道を目指したいと感じたきっかけは、研究のなかで作ったプログラムが動いたときの楽しさに惹かれた経験からです。また、今後生成AIを利用することが当たり前になった際に、そもそもの仕組みや適切な利用方法を知っておきたいと思い、それらの勉強もできる会社を選ぼうと考え、現在の会社への就職を決めました。
 業務とは少し離れますが、半年以上の研修の中で、プログラミング研修や生成AIを上手く扱うための講座、システム開発の工程を学ぶワーキングなどを通して様々なことを学ぶこともできました。それらの研修の講師陣が口を揃えて言っていたのは、「これからはAIを作る人材ではなくAIを正しく扱える人材が重宝される」といったことでした。私が現在働いている医療現場は保守的な性質があるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)に少し遅れている傾向があり、今後どんどん新しい技術を導入していく伸びしろのある業界だと言われています。高齢化によりひっ迫する医療現場を支えられるよう、システム面で貢献できるようなSEを目指していきたいと思っています。

【後輩学生へのメッセージ】自分のタイミングで学ぶ環境を選んでほしい

 学生時代に少しですが学んだプログラミングの知識は、業務やシステム開発の研修でとても役に立っています。コーディングの技術も大事ですが、どうすれば効率的に記述できるか、エラーを防ぐにはどのような記述(行動)をすればよいかなどのプログラマ的思考を身に付けたり、考えられるようにしておくといいと思います。AIの学習は環境が整っていないと厳しい面もあると思いますが、大学で学べるのなら大学で学んだり、研修が充実している企業で学んで自分のスキルアップを目指すなど、色々な方法があるので自分の理想のタイミングで学ぶ環境を見つけてぜひ学んでほしいです。

← ロールモデル集に戻る