「英語特別教育プログラム」修了者特別インタビュー

2023年度 工学部機械工学科卒業 平山歩果さん

英語特別教育プログラムに登録しようと思った理由はなんですか?

入学書類の中に特別教育プログラムについての情報がいっぱい載っていたのですが、もともと英語の勉強は大学でも続けていこうと思っていましたし、在学中に留学も考えていたので英語の勉強を頑張りたいと思って登録しました。

2023年度 工学部機械工学科卒業 平山歩果さん

英語特別教育プログラムに登録したことで、実際に英語を勉強することになりましたか?

はい。プログラムを修了するためにいくつか条件があるのですが、その詳細を知ることで、どんな英語の授業が開講されているのか詳しく調べたり、シラバスをよく読んだりするようになりました。教養英語科目でもいろんな種類の授業形式があって、自分に合った英語の授業を意識して選ぶことができました。この点は英語特別教育プログラムに登録して一番良かったと思うことです。

静岡大学の教養英語科目には様々な科目がありますが、平山さんが特に印象に残っている授業はなんですか?

私が特に印象に残っているのは、「ESP II(地域)」と「総合英語III」です。「ESP II(地域)」は集中講義だったのですが、地域の外国にルーツを持つ子ども達に英語のアクティビティーを行う内容でした*。外国にルーツを持つ子ども達を支援している方々から様々な側面からお話を英語で聞きつつ、実際に自分たちが英語のアクティビティーを行うという、とても実践的な内容でした。「総合英語III」は基本的に授業が全て英語で行われ、毎週グループでディスカッションや意見交換を行い、とにかくたくさん英語を使いました。

そのような授業を通してどのような英語力が伸びたと思いますか?

今まで高校まではペーパーテストで完璧な回答を求められていましたが、実際に英語を使う機会はあまりなかったです。英語を実際に使ってみると、完璧に答えるよりも自分が思っていることを積極的に伝えようとすることが大事なのだと感じるようになりました。より英語の実践力がついたと思います。

「総合英語III」の履修条件はTOEICスコア700点以上ですが、いつごろ700点を越えましたか?

実は私はあまりテストを受けるのが好きじゃなくて、静岡大学の大学院入試で必要に迫られて、3年生が終わった春ごろからTOEICの勉強をしていました。幸い、4年生の5月にTOEICのスコアが700点を越えられたので、4年生の後期の「総合英語III 」を取ることができました。700点取れたテストの前にTOEICを受験したのは1年生の冬でした。

2年生や3年生の時はTOEICを受験しなかったのですね。

私は、コロナウィルスがちょうど流行し始めた年に入学したので、1年生の時は留学行きたい気持ちはあったのですが、2年生以降は留学を半分諦めていました。そのせいで、ちょっと英語を勉強するモチベーションが下がっていた時期がありました。実際、3年生のときにはほとんど英語の授業はとっていませんでした。でも、大学院進学の準備をするうちに、4年生の卒業間際の春休みに短期留学に行けると決まって、そこで英語をもう一回勉強するモチベーションになりました。「総合英語III」はその準備のためにとりました。「総合英語III」では、外国人の先生だったので英語を使う機会が多く、留学する状況とかなり近いような状況で英語をたくさん話す機会がもてました。

留学に行けることになってよかったです!平山さんは、無事にプログラムを修了しましたが、英語特別教育プログラムの修了証をもらうことについて、どう思いますか?

自分の努力が形としてもらえるので、素直に嬉しいです。英語はいろいろな人と交流できるようになるし、専門領域とは違う広い世界とつながることができるので、私は英語の勉強を頑張ってよかったと思います。

ありがとうございます。これからも英語学習を頑張ってください。留学も楽しんでくださいね。

ありがとうございます!

*注: キャンパスによって、同じ科目名でも授業内容が異なります。