
【これまでに関わった業務や事業】EV制御開発で製品を動かすやりがい
私はEVバイク(電動バイク)の「脳みそ」にあたるECU(Electronic Control Unit)の制御系を開発しています。例えば、どのように走るか、どんな機能を持たせるかといった要求をもとに、モデルベース開発で制御ロジックを実装します。また、MILS(Model-in-the-Loop Simulation)やHILS(Hardware-in-the-Loop Simulation)といったシミュレータを使って検証し、実機でテストするところまで関わっています。
私が入社した年に、二輪EVの事業が本格的に拡大しました。新しい領域なので、開発手法や基盤づくりも含めて、試行錯誤しながら進めています。Pythonを使ってシミュレータの操作やテストの自動化を行っています。大学ではPythonやC言語、Javaなどのプログラミングの基礎を学んでいたので、仕事にもスムーズに入ることができました。また、制御系の考え方や、エラー処理・故障検知といった設計の発想は、大学の研究室での学びが役に立っています。卒業研究ではバグの原因を突き止めて解決する過程が楽しくて、そこからプログラミングの面白さを実感しました。
学生時代はシミュレーション上でしか結果を見ることができませんでしたが、今は完成したバイクで自分の作った制御が実際に動くのを確認できます。自分が作ったものが現実の製品として動くのは、大きな達成感があります。新しい開発基盤の整備や自動化に取り組む中で、自分が作った自動化の仕組みが実際の開発で役立ち、『夏目さんのおかげで助かった』と言ってもらえたときは、とてもやりがいを感じました。これからも、開発を楽しみ続けたいと思っています。自分の人生の中で、やりたいことを実現できるようにキャリアを築いていきたいです。
【後輩学生へのメッセージ】経験と基礎が将来の力になる
大学時代にはバドミントンサークルに所属し、アルバイトも経験しました。そのことは、社会人になってからのコミュニケーションや、職場での交流に役に立っています。また、大学時代にバイクの免許を取って、東北や四国をツーリングしました。もともと部品に詳しかったわけではありませんが、バイクで移動することが好きでした。Hondaにはバイクが好きな人が多く、趣味の話で盛り上がることも多いです。バイクが好きだったことは、仕事へのモチベーションにもつながっています。
プログラミングの基礎は、直接使わない仕事でも必ず役に立ちます。苦手でも、基礎をしっかり身につけておくことが大切だと思います。数理・データサイエンスの分野はこれからも伸び続けます。やって損をすることはありませんし、活躍できる場は必ずあります。いろいろな企業の仕事内容をよく調べて、自分に合う分野を見つけてほしいと思います。
