教員免許状申請
一括申請について
学部4年、修士2年の学生は、卒業・修了見込みの段階で都道府県教育委員会へ申請書類を出すことで、学位記授与式の日に教員免許状の受取ることができます。この手続きは「一括申請」と呼ばれ、事情により卒業後に個人として申請を行うことを「個人申請」と呼びます。
例年9月末から10月にかけて学生向けの説明会が開催されますので、各学部の掲示板等でお知らせを確認してください。
申請書類は都道府県により異なりますが、静岡県の場合は以下のようになっています。詳しい注意事項については、説明会で配布される資料等を参照してください。
必要な書類 | 説 明 |
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A. 教育職員免許状授与願 | 申請する免許状の校種や教科について記載し、免許状1種類につき3,300円の静岡県収入証紙を貼付します。 |
B. 履歴書 | 学歴や職歴、既に保有している教員免許状の種類等を記載します。 |
C. 戸籍抄本 | 本籍地の市区町村役場にて入手します。家族全員が載った戸籍謄本ではなく抄本を提出します。 |
D. 一種免許状の写し | 大学院生で既に取得済みの一種免許状を専修免許状に上進する場合は、基礎となる免許状のコピーを提出します。 |
E. 介護等体験の実施証明書 | 小中学校の免許状を希望する場合は、介護等体験の受入施設から交付される実施証明書を添付します。介護等体験の実施後、学生又は施設から各学部学務係へ提出されているものなので、通常は改めて学生から提出する必要はありません。 |
F. 学力に関する証明書 | 学士又は修士の学位取得と、必要単位数の充足について証明する書類です。一括申請の場合は卒業判定会議後に大学がまとめて作成するので、学生が用意する必要はありません。 |
個人申請について
一括申請の書類を期日までに提出しなかった場合や、9月30日卒業の場合には、個人申請により都道府県教育委員会に免許状の申請を行うことになります。特に年度末に掛けては申請業務の繁忙期にあたり、教育委員会において個人申請の受付を制限していることがありますので、卒業直後の4月1日や10月1日から学校で働くため免許状の交付を急ぎで受けたい場合には、必ず事前に申請先の都道府県教育委員会に相談をしてください。
事前相談や各種書類の準備を計画的に進めないと、予定通りに就職先で働けなくなる可能性もあります。
個人申請に関する詳細な情報は、申請先の都道府県教育委員会HP等を参照してください。
教員免許状に関するその他の注意事項
教員免許状は、基本的には在学中に一括申請を行うようにしてください。
※一括申請は毎年10月初旬から中旬までの受付となり、受付期間を過ぎての申請はできません。
必ず所定の期間内に手続きを行ってください。