教育実習(2018年度以降入学 教育学部)

教育実習の概要

【科目の履修方法】
  • 教育実習は2年次~3年次に行います。
  • 幼稚園、小学校、中学校の基幹免許状と発展免許状の両方を取得する場合は、教育実習Ⅰ(1週間)、教育実習Ⅱ(3週間)、教育実習Ⅲ(2週間)を行う必要があります。取得免許状との履修科目名の対応については、ガイダンスでの説明や学生便覧を参照してください。
  • 特別支援学校教諭、養護教諭の実習については、科目名や履修方法が上記と異なりますので、ガイダンス等で確認してください。
【履修の準備等】
  • 教育実習を行うには、2年次6月に実施予定の事前指導Ⅰで「教育実習希望調査カード」を提出し、学務情報システムへWEB入力する必要があります。
  • 教育実習の前後には事前事後指導があり、授業科目として1単位分が免許状取得のために必要となります。
  • 教育実習は将来教員になる予定の学生に対して、受入校において指導を行っていただくものです。
  • ※このページでは主に2018年度以降入学の教育学部生に対応する形で説明をしております。免許種や入学年度によって、手続きが異なる場合がありますので、正確な情報は掲示等をご確認ください。

教育実習関係の流れ

年次学期別の手続概要

各年次学期の学習内容及び手続き

年次学期 学習内容及び手続き
1年前期 ・教育実習ガイダンスⅠ
・養護実習事前指導Ⅰ(養護教育実習希望調査カードの記入)
1年後期 ・教育実習調書の提出(養護実習Ⅰ)
2年前期 ・教育実習ガイダンスⅡ
・健康診断・麻疹予防接種等の事前準備
・教育実習事前指導Ⅰ(教育実習希望調査カードの記入・WEB入力)
・養護実習事前指導Ⅱ(養護実習Ⅰの事前指導・心得)
・養護実習Ⅰの実施
・養護実習事後指導Ⅰ(養護実習Ⅰの事後指導・振り返り)
・教育実習調書の提出(教育実習Ⅰ)
2年後期 ・健康診断・麻疹予防接種等の事前準備
・事前指導Ⅱ(教育実習Ⅰの事前指導・心得)
・教育実習Ⅰの実施
・事後指導Ⅰ(教育実習Ⅰの事後指導・振り返り)
・事前指導Ⅲ(学外講師の講話)
・教育実習調書の提出(教育実習Ⅱ・特支実習(9月)・養護実習Ⅱ)
3年前期 ・教育実習ガイダンスⅢ
・健康診断・麻疹予防接種等の事前準備
・事前指導Ⅳ(教育実習Ⅱの事前指導・心得)
・実習校への事前訪問
・教育実習Ⅱの実施
・事後指導Ⅱ(教育実習Ⅱの事後指導・振り返り)
・実習校から大学へ教育実習録、出勤簿、成績評価表の送付
・教育実習調書の提出(教育実習Ⅲ)
・事前指導Ⅴ(教育実習Ⅲの事前指導・心得)
・養護実習事前指導Ⅲ(養護実習Ⅱの事前指導・心得)
・実習校への事前訪問
・教育実習Ⅲの実施
・特別支援教育実習(9月)の実施
・養護実習Ⅱの実施
・事後指導Ⅲ(教育実習Ⅲの事後指導・振り返り)
・養護実習事後指導Ⅱ(養護実習Ⅱの事後指導・振り返り)
・実習校から大学へ教育実習録、出勤簿、成績評価表の送付
3年後期 ・教育実習調書の提出(特支実習(5月))
4年前期 ・教育実習ガイダンスⅢ(4年次実習生は再参加)

※特別支援教育専攻以外の希望学生※
・特別支援教育実習(5月)の実施
・実習校から大学へ教育実習録、出勤簿、成績評価表の送付


※養護教育専攻特別支援教育専攻※
・教育実習調書の提出(教育実習Ⅲ)
・事前指導Ⅴ(教育実習Ⅲの事前指導・心得)
・実習校への事前訪問
・教育実習Ⅲの実施
・事後指導Ⅲ(教育実習Ⅲの事後指導・振り返り)
・実習校から大学へ教育実習録、出勤簿、成績評価表の送付
4年後期

実習の直前に行う準備

 教育実習直前のガイダンスは、教育実習Ⅰのために2年次の9~10月、教育実習Ⅱのために3年次の4月、教育実習Ⅲのために3年次の7月に行われます。実習における心構えの他、事前訪問、健康診断・麻疹予防接種等といった求められる各種準備について案内されます。下記に主な項目を掲載していますが、詳細は「教育実習の手引き」、教育実習ガイダンスや事前指導での説明や受入校からの指示に従ってください。
準備項目 説明
事前訪問 学生が各自指定日に実習校を事前訪問し、担当教諭と打合せを行います。
教科書購入 教育実習中に使用する教科書等を各自指定日に購入します。
交通手段 基本的に公共交通機関や自転車等になりますが、実習校に事前確認します。
欠席届 実習中に授業を欠席する必要がある場合には提出します。
実習録等 実習中に作成する実習録等を準備します。
宣誓書 教育実習当日に宣誓書を持参します。

実習における心構え

 教育実習は受入校の教員にとっても負担が大きく、先方から多くの協力を得て初めて実施することができます。また、大学と受入校又は教育委員会との間で長年に亘り調整を行いつつ、信頼関係を築きながら実施するものです。そのため、実習生による問題が起こった場合や、実習を途中で取りやめた場合には、翌年度以降の実習受入に影響を与える可能性があります。

 実習校の生徒との接し方、授業の準備、担当教諭との連絡など、社会人としての責任ある行動を常に心掛けるようにしてください。