教育実習(2018年度以降入学 教育学部以外)
→教育学部
教育実習の概要
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教育実習は基本的に最終学年(4年次)に行います。
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高校免許希望者は2単位(2週間)、中学校免許希望者は4単位(3週間)の教育実習を行う必要があります。
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教育実習の前後には事前事後指導があり、授業科目として1単位分が免許状取得に必要となります。
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教育実習の受入先を探すための、内諾依頼作業が必要です。3年次の4月に内諾手続きのガイダンスが行われますので、指示を確認してください。
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教育実習は将来教員になる予定の学生に対して、受入校において指導を行っていただくものです。教員採用試験の受験が受入の条件となっている場合があります。
※このページでは主に2018年度以降入学の教育学部以外の学部学生に対応する形で説明をしております。学部や入学年度によって、手続きが異なる場合がありますので、正確な情報は掲示等をご確認ください。
教育実習関係の流れ
年次学期別の手続概要
各年次学期の学習内容及び手続き
年次学期 | 学習内容及び手続き |
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3年前期 | ・内諾依頼手続きガイダンス ・学生から実習校へ内諾依頼書を提出 ・実習校から大学へ内諾書を送付 |
3年後期 | ・教育実習事前指導の受講 |
4年前期 | ・教育実習直前ガイダンス ・大学から実習校へ正式な承諾書の提出依頼 ・実習校から大学へ承諾書を返送。実習時の詳細連絡を学生に送付。 ・学研賠保険加入、麻疹予防接収等の事前準備。 ・実習校への事前訪問 ・教育実習期間 ・教育実習録、出勤簿、成績評価表を実習校から大学へ送付 |
4年後期 | ・大学での教育実習単位認定の実施 ・教育実習事後指導の受講 |
内諾から受入承諾までの手続き
内諾手続きは基本的に先着順で受入校側の募集期間もある程度決まっているため、3年次の夏頃までには内諾をもらえるよう、学生が主体的に動いて準備する必要があります。ガイダンス等で配布される内諾依頼書を持参し、実習希望校にて面談等を受けてください。無事内諾が決まれば、実習校から学生又は大学へ内諾書が返送されます。4年次に入ると大学から各実習校へ正式な承諾依頼を送付し、実習校から承諾書が回答されます。この承諾書の返送時に、具体的な実習日時や事前訪問等の連絡が指示されますので、これに沿って実習直前の準備を行うことになります。
実習の直前に行う準備
教育実習直前のガイダンスが4年次の4月に行われます。実習における心構えの他、事前訪問、学研賠保険加入、麻疹予防接種といった求められる各種準備について案内されます。
下記に主な項目を掲載していますが、詳細はガイダンスでの説明や、受入校からの指示に従ってください。
準備項目 | 説明 |
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事前訪問 | 学生が各自指定日に実習校を事前訪問し、担当教諭と打合せを行います。 |
学研賠加入 | 実習先で誤って物品を損壊した場合等に費用を補償する保険に加入します。 |
教材購入 | 教育実習中に使用する教科書や学習指導要領を各自で購入します。 |
交通手段 | 基本的に公共交通機関や自転車等になりますが、実習校に事前確認します。 |
欠席届 | 実習中に授業を欠席する必要がある場合には提出します。 |
実習録等 | 実習中に作成する実習録、出勤簿、実習校が記入する成績評価表様式等を大学から受領します。 |
教採受験票 | 実習にあたり教員として就職する意思があることを確認するため、教員採用試験の受験票の提出を求める場合があります。 |
実習における心構え
教育実習は受入校の教員にとっても負担が大きく、先方から多くの協力を得て初めて実施することができます。また、大学と受入校又は教育委員会との間で長年に亘り調整を行いつつ、信頼関係を築きながら実施するものですので、実習生による問題が起こると翌年度以降の実習受入に影響を与える可能性もあります。
実習校の生徒との接し方、授業の準備、担当教諭との連絡など、社会人としての責任ある行動を常に心掛けるようにしてください。